==============================
あらすぢ
けちでしみったれでちんかすなマスタ~が珍しくファミレスに
連れてってくれるというのでついてったら、さんざ歩かされて
ようやく松新の近くまでやってきたでやんすのに、
なぜか遠回りしようと言い出したでやんす。
いくら温厚なオイラの腹の虫も、もう黙っちゃいないでやんすよー!
ぎゅるるるるるるる~~~~~~っ!!!!!!!!!!
==============================
マ「ホラ、こっちっち。ねこ澤くん。」
もう、マスタ~!いったいどこへ行こうってんでやんす!
マ「ホラホラ。ココを左に曲がってだね・・・」
マ「あそこを上るのさ!」
ひぇ~!
せっかく山から下りてきたばっかりなのに、
また上るんでやんすか~!!?
マ「まあまあ。ボヤかないボヤかない。」
マ「ホラもう頂上だよ。」
はぁはぁふぅふぅ・・でやんす。。。
マ「ココが山王神社さ。」
な、なんでやんすか?
ココが目的地だったんでやんすか!?
マ「うんにゃ。」
ム・キー=3
マ「そんなことより、わーすごいね。コレ。団地の中に高圧鉄塔が建ってるよ。」
で、いったいドコに行くんでやんすか?
もうオイラくたくたでやんすよ。。。
マ「ココさ。」
え?『ココさ』って、ココ、人んちでやんすよ。
マ「そうさ。ココはN島さんちだよ。
N島さんが庭に作ったビニールハウスを見せてくれるそうなので
近くまで来た時に見学に寄ると言ってたのさ。
ちゅうわけで、早速・・・ピンポーン♪・・・・・」
・・・・・・・・・
誰も出てこないでやんすね。
マ「もっかい、ピンポーン♪・・・・・・・・・」
あのう~、ちょっとお伺いしたいでやんすけど・・・
マ「ん?なんだいねこ澤くん。遠慮なく聞いてくれたまえ。」
N島さんに今日行くって伝えてたんでやんすか?
マ「いんにゃ。アポなしだよ。」
ズコ~!
それじゃ来た意味ないじゃんでやんす~!
マ「そんなことないよ。ホラ。一応ビニールハウス見えたし。
・・・ま、腹も減ったから、そろそろ松新に行こうか・・・」
ブブ~ンブロブロブロブロロロロロ=3
あれ?なんか車がこの家の駐車場に入ってきたでやんすよ。
ガチャ(←車のドアがあく音)
N島さん「あれ?トモチャン(←マスタ~のこと)。なんしよーと?」
マ「あ、N島さん!約束通りビニールハウス見学に来たですよ。歩いて。」
N「おお。よう来たネ~。今畑に行って草刈りしてたんだけど、
草刈り機の燃料が切れてしまったから、
途中で止めて帰って来たトコやったとばい。
まあ、寄ってかんね。」
いや~、ラッキーだったでやんすね~。
N「ココまで何時間かかったね?」
マ「ちょうど3時間半ですね。」
げ!そんなに歩いてたでやんすか!?
・・・・・ギャーッ!!!
マ「ん?どうしたんだい、ねこ澤くん。」
ほ、骨っ!骨っ!何らかの動物の骨でやんすよ~!!
N「ああ、これは鹿の骨だよ。以前、山に行った時、
網にかかったまま白骨化してたから拾ってきたと。」
室外機の上に無造作に乗っけて、
ワイルドでやんすね~。。。
N「さあ、トモチャンにはこれをやろう。昔買って数回しか使わなかった背負子を。
コレがあれば重い物買い物に出かけても楽に運べるよ。」
マ「わーい。ありがとうございます~!」
N「さあ、コレもお食べ。」
わーい。N島さんちの庭に植えられ、そのまま放任されていたおかげで、
熟れまくって、大半はナメクジに食べられてしまったけど、
そのうち無傷で残ったいくつかの苺でやんす~!
N「で、これからどうするとね?」
マ「これから松新に行って昼食食べて、
市布駅からJRで帰ろうと思ってますよ。」
N「そうか。じゃあ松新まで近道を案内してやろう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・・
・・・
・・・
・・
・・
・・
・
・
・
マスタ~。近道って言ってたのに、
ずいぶん遠回りしたでやんすね。
マ「まあまあ。おかげで色々見れて楽しかったじゃないか。」
N「ホラ、あそこが松新だよ。」
にゃ~、ココまでホント長かったでやんすね~。
もーオイラ、ハラペコリマクリスティでやんすよ・・・・・!?
あ、あれ?マスタ~!なんか工事してるでやんすよ!?
マ「ま、まさかココまで来て、改装休業中ってオチじゃあ・・・!?」
あ、大丈夫のようでやんすよ。営業中でやんす。
マ「あーヨカッタ。・・・じゃ、N島さんありがとうございました。」
N「いや、せっかく来たから、オレもお茶だけ付き合うよ。」
じゃあ、みんなで、レッツ・ラ・イン!!!
マ「さあて、ねこ澤くんは ♪バーグ バーグ ハーンバーグ♪ だったね。
N島さんは何にするんですか?」
N「オレはケーキセットをもらうよ。モンブラン!」
マスタ~は何にするんでやんすか?
マ「僕はやっぱり、以前(15年前)よく食べてた、
ホルモン焼定食だね。」
店員さん「あ、ホルモン焼定食は今はもうやってないんですよ~。」
マ「な、なにぃ~!?そうなの~?ショックー!定食だけにテイ・ショックー!!」
しらぁ~。。。
N「お!そうこう言ってる間に、オレのが来たよ。」
おいしそーでやんすね~。
N「パクパクパクゥ。ゴクゴクゴクゥ。」
マ「ええっ!?予想はしてたけど、あっという間に平らげちゃいましたね。(約2分)」
あ!オイラ達のスープとサラダが来たでやんすよ。
スープもサラダもおかわり自由ってトコがいいでやんすね~。
いただきまーす。
うまうま。
マ「お!ようやくメインがご登場だよ。」
オイラと仲良く食べるために、ハンバーグとステーキのランチにしたんでやんすよね。
マ「うまそー!では、いただきまーす!!」
ごはんもおかわり自由ってトコがいいでやんすね~。
パクパクうまうま・・・
N「トモチャン、こりゃーカロリー摂り過ぎだよ。帰りも歩かんば太るバイ。」
マスタ~、さっきから何回も同じこと言われてるでやんすよ。
マ「きっと自分の分、真っ先に平らげてしまったから
ヒマでしょうがないんだろね。」
パクパクうまうま・・・
ふぃ~、ごちそうさま~。。。
マ「はぁ~、食った食った~。満足満足ぅ~。」
おいしかったでやんすね~。
N「トモチャン、こりゃスゴイカロリーだよ。ちっとやそっと歩いたくらいじゃ消費できんよ。」
マ「はいはい。分かりましたよ。歩いて帰りますよ!
・・・でも、もと来た道歩いて帰るんじゃつまんないから、
今度は日見トンネル経由で帰りますYO!」
おっとマスタ~。食後のコーヒーでやんすよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
・
マ「さて、出ましょうか。」
・・・あ!さすが、バイパスの出入り口付近に位置する店でやんすね。
レジの向かい側にドライバー用に道路マップが置いてあるでやんすよ。
マ「どれどれ。コレで帰りの日見トンネル経由の道を確認しとこうか・・・。」
あれあれ?
マスタ~、どうしたでやんすか?
険しい顔をして。
・・・はっ!?まさか、食ったそばから出したくなってきたんじゃないでやんしょうね!?
マ「チガウよ。これ見てよ。日見トンネル経由ってめっちゃ遠いじゃん!」
あー、ホントでやんすね。
あかねやまで歩いたら、来た時の2倍近くあるでやんすね。
仮に蛍茶屋まで歩いてあと電車に乗っても、1.5倍は歩かなきゃなんないでやんすね。
マ「うーん。歩くのは良いけど、時間がかかりすぎちゃうね。
今3時過ぎだから、このまま歩いて帰っても、8~9時くらいになっちゃいそうだよ。」
やっぱJRで帰りやしょう。
マ「そうしよう。」
N「なーんだ。じゃあそれなら、これからオレの畑でも見て行かんね。」
マ「はーい。」
はーい。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> To Be Continued >>>
======================================
ココまでの道のりでやんす。