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10:46am
ね「いや~、ど平日で、天気悪い割には、朝っぱらから結構賑わってるでやんすね~。」
そだね~。
食べ物の露天も、もう結構やってんだね~。
ね「なんか幼稚園生と、小学生もやたらと多いでやんすね。」
みんな社会見学なんだろうね。
小学生なんか、新聞作るってんで、
お店の人やお客さんにインタビューして回ってるもんね。
ね「じゃあ、負けてらんないでやんすね。オイラ達も見て回るでやんすよ!」
ひゃあ。
ふひょう。
もひゅう。
ね「奇声ばっかり発してないで、ちゃんと見てんでやんすかね?」
見てるよ~。
でもまあ、ラブリーなデザインが多くていいね~。
しかも、有田ほどの店数ではないものの、
こうやって1ヵ所に集まってると見やすいしね。
次回はぜひ、プライベートで買いに来たいもんだね。
ね「おや!?あそこだけ人がめっちゃレジに並んでるでやんすよ。」
あひぇ~。ホントだ。
ココだけ異様な光景だね~。
え~なになに。
ナチュラル ロック(と読むらしい)。
ふぅん。
きっと有名な店なんだろうね。
ね「あ!なんか開けたトコにきたでやんすね。」
コッチ側が、この会場のメイン入口なんだよ。
僕らが入ってきたのは裏口だったのさ。
ね「ところで、あの丘の上にあるのは一体何でやんすか?」
実は僕も気になってたのさ。
ね「ということは~・・・行ってみますか?」
行かれますか。
世界の窯案内図。
なんか世界各国の焼き物の窯が展示してあるみたいだね。
ね「しかし、さっきまでの喧騒と裏腹に、ちーとも人気がないでやんすね。」
ま、上に行けば人もいるんじゃあない?
何はともあれ、レッツ・ラ・ゴウ!=3
・・・・・ふぅふぅ。
ね「はぁはぁ・・・」
意外と上ったね~。
ね「でも、なかなか広々としたステキポイントでやんすよ!」
ホントだね~。
ね「でもやっぱりほとんど人が見当たらないでやんすね。」
ね「まあ、地味なトコでやんすもんね。」
ね「ひゃあ。コレも窯なんでやんすかね~?」
ね「コッチはなんでやんすか?」
ね「穴釜・・・」
ね「窯の断面になってるんでやんすか~っ!スゴイでやんすね~・・・・」
ね「あ、ココはさっきの窯の入口に当たるんでやんすね。でかいでやんす~!」
ね「・・・つーか、さっきから何黙りこくってんでやんすか?」
あ、いやね。
なんかコレとかアレとか見覚えがあるなーって思ってたら、
20年程前に、ココ来てるんだよ。僕!
ね「まだ会社員だった頃から、焼き物に興味があったんでやんすか?」
いや~当時、佐賀県の焼き物の祭典「焱博」つーのがあっててね。
ココ波佐見も会場のひとつになってたのさ。
で、勤めてた会社のバスツアーでココにも来たってわけさ。
いや~、懐かしい・・・つーかちっとも覚えてないけど。。。
あ、そいえば。
当時、課長の娘さん(僕と同い年)にちょっかい出して、
すんごく嫌がられた記憶は鮮明に残ってるなぁ。。。しみじみ。。。。。
ね「今も昔もアホなんでやんすね~。。。」
よし!今日はココを見て回ることにより、
その苦い記憶を完全に抹消してしまおう!!
ね「わー。前向きなネガティブ加減でやんすね~。」
お!コレは!
景徳鎮の薪窯!
ね「知ってるんでやんすか?」
いんにゃ、じぇんじぇん。
お!更にコレは!!
ボトルオーブン!
ね「もはや、読んでるだけでやんすね・・・」
そして、コレは!!!
登り窯だー!!!!
長崎の亀山焼もこの窯使ってたそうだよ。
で、亀山焼が廃窯になったトコを竜馬が買い取って
亀山社中にしたんだって。
ね「ほぃ~ん。ところでコッチの建物の中では、焼き物売ってるでやんすね。」
ホントだ~。絵付け体験もやってるんだね。
あ、ちっちゃな窯もある。
上絵窯だって。
絵付け専用の窯なんだね。
ね「わー。こっちは窯の中にも入れるみたいでやんすよ。」
焼き物まつり期間中限定なんだね。
つーわけで。
一通り見て、気も済んだし、苦い記憶も洗浄できたよ。
ホラご覧!
ね「やっぱ下には人がいっぱいでやんすね~。」
よしじゃあ。
今度は有田の方に行ってみようか!
ね「シャトルバスでやんすね!」
ホラ。僕らが入ってきた裏口の前に乗り場があるのだよ。
ね「アイヤ~!あんな上等なバスに乗れるんでやんすか!?」
そうさ。
さあ、乗った乗った=3
プシュー=3
ブロロロロロロロロロロロオロロ~ン=3=3=3
To Be Continued =>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>