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あかねやん国
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9月6日 台風プルプル
今日は台風が来た。

別段、店を開けるのには全く差し支えないので
朝からいつも通り開店してたのだが、
天気が天気だ。
お客さんもそんなに来ないだろう(実際そうだった・・)
とタカをくくってたので、朝からのんびりしていた。

しかし、毎度のコトだが、台風とか大雨とかの日になると
なぜか決まって、プリンが食べたくなる。
ゼリーでもいい。寒天でもいい。
どうやら、なんかプルプルしたのが食べたくなるのだ。

これは、一体どういうことなのだろう?
考えてみた。
(プライバシー保護のため、音声を変えてあります。)

問1.プリンを食べた時の気分はどうか?
   「なんか、こう、ほわぁと。うまく言えないけど
    食感と優しい甘さが心に安らぎを与えるというか、そんな感じです。」

問2.台風や大雨の時の気分はどうか?
   「ホントはいけないと分かっているんですけど
    なんか、こう、ワクワクするっていうか、気分が昂ぶるっていうかぁ・・・
    大したことなかったりすると、ちょっとガッカリとか思っちゃったり・・・
    あ、でもホント、来て欲しいとか喜んだりとかじゃないですよ。
    災害なんて、嫌ですからね。危険だしお店壊れたら困るし。。。」

以上のデータから、考察してみた。
ます、問2だ。
これは、何か人間の本能に関係するのではないか?
確かに、ちょっと危険でない範囲程度のハプニングとかに対する
期待感もあるかもしれない。
しかし、それだけとも考えづらい。
恐らく、台風などによる気圧の著しい変化が
脳内の内圧にも作用して、軽い興奮状態になるのではないだろうか?
(実際、火事を見て興奮した猿が交尾を始めたとかの事例を耳にする。
 赤い炎という視覚的要素と、火事など大量の火による著しい
 気圧の変化が原因と言われている。民明書房刊―「猿のオモシロ行動学」より)

また、災害などに対する本能的な極度の不安感から
精神や体調を守るための反作用的な現象ではないだろうか?

ココで、問1について考えてみよう。
プリンなどのプルプルしたのを食べると、確かに心が安らぐ。
ほわぁ~となる。
これはなぜか?

コレも本能に根ざしたものと私は考える。
あの、母の乳房から与えられる乳を飲む赤子を思い浮かべていただきたい。
赤子は恐らくこれ以上ない至福のひとときを過ごしているに違いない。
そう、母に抱かれてゆっくりと乳を飲む。
一番リラックスした状態といえよう。

その時の柔らかい乳房の感触が、その時の安心感とともに
我々の古い記憶の中に刷り込まれているとしたら・・・

そう!そうなのだ。
プリンを食べて、プルプルな食感を味わうことにより
深層意識に刷り込まれたその安らかな記憶が甦り
心安らぎ、ほわぁ~となるのだ!

類似例もある。
博多のおみやげ、「からし明太子」を模したニギニギグッズだ。
柔らかい素材で出来ており、イライラした時などに
ニギニギやってやると、不思議と心が安らぐ・・そんな優れモノだ。
(初めて見たときは、「バーバ○ファミリー」のパチモンかと思った・・)

このことからも証明されるとおり、
プルプル、フワフワ、クニュクニュしたのは
きっと心が安らぐものなのだ。

ココで初めて、問2との接点が見出される。

つまり、台風などの災害が近づくと、
不安感から、神経が昂ぶり、ワクワクな気分になると同時に
本能が安心感を求める結果、プリンなどに代表される
プルプルしたものを食べたくなるのだ。
そう!人体の完全なる精神防御システムなのだ。

というわけで、
今日は、この事を予想して
事前に買っておいた「フル○チェ」を
お客さんが居ない時に作って食べた。

はぁ~。。。プルプルやぁ~。あま~くてプルプルやわぁ~。
落ち着くなぁ。。。

by akaneyaa | 2005-09-06 19:11 | 食べ物