あれから4年経った。
持ち合わせの無かったおっちゃんが、
「明日払いに来る」
と言って帰ってから、4年の歳月が経ってしまった。
でも、当時の雰囲気からして、
あのおっちゃんは
“例え遅くなっても、いつか必ず払いに来てくれる人だ”
と、根拠もないのになぜかそう思えてしまったので、
ちゃーんと代金メモった紙をレジの横にずーっと置いて待っていいるうちに
4年経ってしまった。
そんな今日。
ついにそのおっちゃんが、ひょっこりやって来た!
そして、店に入るなり、当時の代金を払ってくれたのだ!
なんでも、あのあとすぐに入院してしまい、
4年間ほとんど入院してたのだそうな。
で、おっちゃんもその間、ずーっと気にはなってたそうなのだ。
ヨカッタ。
待っててヨカッタ。
僕も、レジのトコからスイっと例のメモを取り出して、
シッカリ代金頂いた。
「信じて待てば、いつか必ず実現する」
前も何度か、この手の内容の体験例を書いたけど、また叶った。
やはり、「信じる」って大切だ。
ともあれ。
おっちゃんも僕も、これで今年はスッキリして
新年を迎えられる。
あーヨカッタ。
がんばって年内に再開して。