人気ブログランキング |
あかねやん国
akaneyaa.exblog.jp
ブログトップ
初めての八郎岳(終)
←(3)はコチラ
================================


ガサガサバキバキ・・・・・

今ドコを歩いているのだろう?

いつの間にやら歩いてるうちに道がなくなって、
完全に藪こぎするハメになってしまった。
さっき、黒い蛇もいたから、うっかり噛まれないようにしながら、
N島さんと藪の中を彷徨っていたのだ。

で、しばらく彷徨って、ふと左方向に目をやると、
何やら案内板の後姿が藪の向こうに見えるではないか!

N島さん、ちょっと待ってください~!
案内板がありますよ~!!

どんどん奥へ突き進んでいくN島さんを引き止めて、
戻って来てもらった。

N「あー、ホントだ。よう見つけたね。
  よし、じゃあ行ってみよう!」

ガサガサバキバキ・・・

ヨカッタ。
道に出た。

そしてさっきの案内板を正面から見てみると、
それは案内板ではなく
「危険!立入禁止!」
の立て札だった。

つまり僕らは、その立入禁止区域から上ってきたのだった。
どーりで歩きにくいと思ったよ。。。

さて。
無事登山道に戻れた僕らは、
更に進むと、今度はちゃんとした案内板に辿り着いた。
e0033751_12215120.jpg
N「あれ?八郎岳が示されてないな~。
  まあいいか。ついでだから小八郎の頂上まで行って、
  そこから八郎岳に行こう!」

あれ?まっすぐ八郎岳に行くのでは?
チラリとそう思ったけど・・・

八郎岳の隣の小八郎目指して、
N島さんはズンズンズンズン進んで行かれた。
e0033751_12242831.jpg

・・・なんか進むたびに行くトコが増えてるなぁ。
 ホントに体の水分足りるのだろうか。。。

ちなみにN島さんはもう水分の事なぞ、
全く気にもしてないようだった。
きっと山が楽しくてそんなコト忘れちゃってるのだろう。
e0033751_12253825.jpg

そんなN島さんを追いかけて、
ようやく、小八郎岳頂上へ到着!(13:10)
e0033751_12253584.jpg
寺岳から通常75分かかるところを55分で着いたことになる。

ちょうど老夫婦もいらっしゃった。
いつも2人でアチコチの山を歩いて
楽しんでおられるのだそうだ。
で、山頂に生えてる「ロクオンソウ」という植物を教えていただいた。
国で絶滅危惧種に指定されているのだそうだ。
そして、こんな風に花と実と、更に熟れた実が
一緒に見られるのもかなり珍しいとの事。
N島さんも僕も、そんなコトには疎いので、
教えてもらわなかったら気にもせずにスルーしてるトコだった。
あー、ラッキー。。。
e0033751_12272280.jpg
e0033751_12273285.jpg
e0033751_1227116.jpg
e0033751_12272651.jpg

N「よし!珍しい植物も見れたトコで、いよいよ最後のお楽しみ。
  八郎岳に行こう!!」

ガゼン元気満々で進んで行かれるN島さん。
e0033751_12383997.jpg

僕ももうひと踏ん張りガンバロー=3

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・




しばらく小八郎を下っていくと、分岐点に出た。
e0033751_12392290.jpg

今度は確実に八郎岳へ向かってるようだ。
ちゃんと八郎岳への案内がある。
e0033751_12403676.jpg

いざススメ!
e0033751_12414538.jpg


更にしばらく行くと、
今度はいよいよ最後の登りだ。
e0033751_12454658.jpg

体の水分もどうやら足りたみたいだ。
さほど喉も渇かず、ラストスパート。
ズンコズンコズンコズンコ登っていくと・・・・・

つ、着いた~!!
e0033751_12424149.jpg

八郎岳だーっ!!!
e0033751_12451727.jpg

うひょわ~!
良い眺めだ良い眺めだ。
すごく良い眺めだ。
こんなにステキな眺望だとは思っても見なかった。
長崎の主要な部分がほとんど見渡せるじゃあないか。
なるほど。
かつて江戸時代に遠見番所が設けられていた事もうなずける。
あかねやもあの辺りにあるのだろうなぁ。。。
e0033751_12555932.jpg

お!あんなところに八郎岳周辺の案内図がある。
e0033751_1373064.jpg

えーなになに・・・
実線のルートが通常コースで、
点線のルートが健脚コース・・・
e0033751_1375873.jpg

こうして見ると僕らの歩いたルートってほとんど健脚コースだったのだなぁ。。。
e0033751_13242372.jpg

というわけで。
山頂の真ん中に立ってる柱によじ登り、
久々の~・・・360°フル回転じゃ~~~ぁいっ!!!!!
e0033751_1643641.jpg

すごいなぁ~!
野母崎の先っちょから、天草、島原の雲仙、大村の多良岳、川棚の虚空蔵山などなど
一望に見渡せるよ。
e0033751_16153694.jpg

N島さんが僕にぜひ見せたいとおっしゃってたのも納得だ。
僕も誰かにぜひ見せたいと思ったもんね。

さて。
とまあそういうわけで、
絶景も堪能したので、帰る事に。
平山町に向かって下りていくのだ!
e0033751_162015.jpg

ちなみに山頂の周囲にはこんなものも。。。
e0033751_16205738.jpg
珪化木(けいかぼく)という木の化石なのだと、
N島さんが教えてくださった。
長年かかって木の組織が珪素に入れ代わってできるのだそうな。
すごいなぁ。カッチカチだ。
途方もない時間がこの中に詰まってるのだろうなぁ。。。

と、しみじみしてたら、もうN島さんはとっとと下って行かれてた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・




下り始めて20分。
e0033751_16331828.jpg

ようやく平山町と竿の浦町の分岐点に来た。
e0033751_16332183.jpg

ところで、ココまで来ると結構膝が痛くなり始めた。
N島さんによると、
水分補給してないので、膝のクッションの水分が不足して、
膝の関節同士がぶつかってるからだろうということだ。
おまけに割と急な下りを駆け気味に下ってきたので、
余計負担がかかってるのだろう。

N「俺も前、そがんなったことあるもんね。
  まあ、下に着いて水分補給したらすぐ治るよ。」

というわけで。
引き続き駆け足で下りてった。。。

ちなみにこの辺りの山道。
かつてはこの山で切り出した木を
馬に曳かせて運ぶ道だったのだそうだ。
何度も何度も運んだから山がえぐれて現在みたいな沢みたいな道になったらしい。
e0033751_16464634.jpg

N「俺が20代の頃、ココでちょうどそれを見たんだよ。
  あんときは、馬がかわいそうだったよ。
  たった1頭で木を1本曳いてたんだけど、
  カーブで木がつっかえてるのを強引に曳かせるもんだから、
  もーう馬が泡吹いてね~。
  ものすごく苦しそうだったよ~。」

当時は毎日そういう仕事をしていたのだろうなぁ。
ホント大変だったろうなぁ。。。

それを聞くと、膝が痛いと弱音を吐いてる自分が恥ずかしくなってきたので、
再びN島さんと共にオリャーっと下って行った。

そして途中2匹の鹿に遭遇しながらようやく下まで下りて来た。
e0033751_1650214.jpg
(山頂から約40分かかった)

どうやらココはお墓の横のようだ。
e0033751_16505593.jpg
(知ってる苗字があったので後日友達に聞いたらホントにその友達んちのお墓だった・・・)

お墓を抜けるとこのような表示が。。。
e0033751_16535833.jpg

本来はこっから登っていくのだね。
なんて書いてあんのかな・・・
ふむふむ・・・うぎゃー!
e0033751_16555948.jpg

「もし、一つでもかけているようでしたら」って、
僕らココに書いてあるもの何一つ持ってないよ~!!!

・・・ま、無事帰ってこれたからいいか。

つーわけで。
ココからまたサイクリング道路を歩いて車まで帰る事に。。。
e0033751_1658553.jpg

道路沿いには市民農園が広範囲に広がっていて、
色んな方々が農作業を楽しんでおられた。

そして川には・・・
e0033751_170367.jpg

なぜか1羽だけアヒルが。
e0033751_1703813.jpg

グワッグワグワッグワ元気に鳴いていた。
前出の友達によれば、結構昔から居るのだそうだ。

そんなアヒルを横目にテクテクテクテク歩いて行くと・・・
山側には「イノシシ注意」の札が!
e0033751_1732095.jpg

そしてその先にはイノシシのトラップが設置してあった。
e0033751_1735786.jpg
生まれて初めて見た。
イノシシトラップ。
イノシシ年生まれの僕的にはイノシシに親近感があるのだけど
しかたがない。みんなが迷惑しているのだろう。。。

とか思ってる間に、ようやく最初の網が張られた入口に到着。
e0033751_19102655.jpg

また紐をほどいて、通り抜けて、紐を元通り結んで、
はいさよなら~!
e0033751_1912670.jpg

サイクリングロードを歩いてるうちに膝の痛みもいつの間にやら消え失せた。


おちまい

====================================
今回の経路
e0033751_1913173.jpg

by akaneyaa | 2012-12-31 19:11 | 長崎名所めぐり