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あかねやん国
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新刊レビュー ドラえもんプラス 4巻
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~ 今までのあらすじ(?) ~

長きに渡り多くの人々に愛されてきた
ドラえもんも、作者藤子・F・不二雄こと藤本弘氏が
ご逝去された1996年のてんとう虫コミックス45巻
発売をもってとりあえず終わった。
(もちろん最終回とかはない。)
が、しかし、この春「ドラえもんプラス」が新たに発売された。
1~45巻に未収録のドラえもんを単行本化したものだ。
さあ、知られざるドラえもんの活躍が今明らかに!?


~ 感 想(?) ~

ドラえもん。

僕が一番最初に読んだマンガです。(たぶん)
うちは母が教育に悪いと言って、与えてくれなかったので
マンガの存在自体それまで知りませんでした。

小学校2年の頃、ばあちゃんが買ってくれました。
なぜかいきなり16巻のみを・・・
(今、その16巻の初版年度を調べたら、当時の最新刊でした。(^^; )
家と小学校とウルトラマンしか知らなかった
当時の僕にとって、まさに衝撃でした。

もう、ページをめくるのが楽しみで楽しみでしょうがなかったです。
何回も何回も同じ本を読み返しました。

そして、お絵かき帳だけでは飽き足らず、
チラシの裏や単行本の白いページやら、
ちゃぶ台の裏やタンスに至るまで
模写して回ってました。(^^;

そんな、僕の人生のテキストともいえるドラえもんですが
一度嫌い(?)になった時期がありました。

それは、それまで藤本弘氏(ドラえもん、パーマンなど)と
安孫子素雄氏(プロゴルファー猿、怪物くんなど)の
お2人でやってた漫画家活動を別れてやることになった頃です。
(藤子・F・不二雄、藤子・A・不二雄となった)
なぜか理由は知らないのですけど
なにかしら不信感みたいなのを抱いたのです。
おまけに、その頃のドラえもんは
明らかに、アシスタントに描かせたと思われるもの
ばっかりで(話は考えてたのかもしれないけど、絵が・・・)
今まで信俸していただけに、なにか裏切られたような感じがしたからです。

でも、大人になって、「やっぱドラえもんはドラえもんだ。」と
思い直して、再び集めたのです。
後から読めば、アシスタント作画の時期も
ほんの一時的なものでした。
きっと体調が悪かったのかもしれません。

長くなりましたが、
そんな紆余曲折を経て
新たに手にした、「ドラえもんプラス」!

読んでみて、今まで未収録だった理由がなんとなく分かりました。
収録分の内容とかぶってる(似た様なストーリー、似た様な道具)のやら
ストーリーが矛盾してるのやら、
中途半端に終わってるのやら、
ちょっと描写のアクが強いのやらが
一見してすぐ目についたからです。

でも、そこはそれ。
こうして未収録分を読んでいると
より一層、氏のマンガを通して言いたいことが
浮き彫りになってきて、なかなか楽しめます。

今回の4巻も面白かった!
いつの世も、世の中が抱えている問題は
似たようなものなのだなぁと思わずにはいられない
そんな一冊でした。

余談ですが、てんとう虫コミックス15巻の
「どくさいスイッチ」
これは、すごく印象に残ってるのですが
今起こっている悲しい事件の背景にも
このお話で言ってることがすごく当てはまります。
機会があったらぜひ読んでみてください。
by akaneyaa | 2005-12-13 23:13 | マンガ