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あまりの見つからなさに、半ば途方に暮れかけたN島さんと僕。
しょうがないので、また最初のトコから
別ルートを探してみようということになったので、
最初のトコに向かって新道を下っていると・・・
あ、あれ?
アレは何だ!?
あの産廃業者のトラックの向こうに見えるのは!
も、もしかして。お地蔵様じゃあないだろうか?
慌ててN島さんに報告すると、
きっとあそこが白髭神社だ。
入口を探せ~っ!
ということになった。
しかし、鳥居はおろか、入口らしきものが見当たらない。
つーか、トラックが止まってるトコを通り抜けるしか行けそうにないんだけど、
どー見ても、産廃業者の私有地だ。
「すみませ~ん!」
声を掛けてみたけど、留守みたいだ。
やむをえん。
勝手に通り抜けさせてもらった。
で、トラックの前の資材置き場横に抜け道があったので、
そこを抜けると、さっきのお地蔵様の所に続く道が現れた!
もう間違いない。
そう確信したN島さんと僕は、スカタカスカタカ歩を進めた!
するとどうだろう。
もはや神社の体はなしてないけど、やはりココが白髭神社のようだ。
お地蔵様だけでなく、かなりバラエティに富んだ像が祀ってある。
その像の前を通り抜けると、また山道だ!
そのままヌスス~っと上っていくと・・・
右手の方に何やらパイプみたいなのが設置してるのを見つけた。
(N島さんは左手(青矢印)へ)
ナンダロウ?
湧き水でも引いてるのかなと思い、近づいてみると・・・
パイプで作られた手すりだった!
これはもう、弁慶岩に誘っているとしか思えない。
左手に回られたN島さんも、
無理矢理向こう側から・・・
岩を越えて・・・
こっちに来られた!
そしてそのまま手すりに沿って・・・
階段を上っていかれた!!
慌てて僕も後を追うと、すぐ先には・・・
立派な祠が現れた!
シッカリした台が備わっている。
やったー!とうとう着いた。
ココが弁慶岩だーっ!!!
なるほどなるほど。
S木さんが少年時代、しょっちゅう遊んでたのがよく分かる。
こりゃ秘密基地にもってこいだもんね。
向こうには、ダイヤランドど活水女子大と新戸町団地(たぶん)が望める。
いや~。
ホント苦労したなぁ。
ココまで来るの。
つーかめっちゃ無駄に遠回りしたもんね。
つーわけで。
一応気も済んだので、帰るとしますか。
再びN島さんについて下りて行くと・・・
あれっ!?
N島さんが忽然と消えた!!
え~っ!???
To Be Continued =>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>