今日、常連のまるは先生と市場のお肉屋さんの話をしていたら、
なんか急に肉が食べたくなった。
まあ、明日もマラソンの練習もすることだし、
ここはいっちょ奮発して!肉!!肉食ってスタミナつけよう。
そうだ、ステーキだ~!!!
というわけで、市場のお肉屋さんで、ステーキ用の肉を買ってきた。
う~ん。相変わらず良い肉だ。
新鮮で良い肉独特の芳ばしい香りが漂ってくる!
約130gで850円!
安いなぁ。
この品質で、同量くらいの肉ならば
大手スーパーなどでは、1200円は下らないだろう。
大手の著しい出店で、こういう小さくても良い品質のモノを
妥当な価格で売ってくれ、偽装なぞもしない
良心的な個人経営のお店が、どんどん圧迫されていくのは
誠に忍びない思いだ。。。
消費者も便利便利と言わずに、ちょっとは運動がてら
足をのばして、こういう小さなお店も盛り立てていったら
良いのになぁ、と肉を見ながらしみじみと感じてしまう。
というわけで、さあ、この肉を品質に恥じないよう
リッパなステーキにせねばなるまい!!と意気込んで
レッツ調理!!
ステーキの心得を胸に。。。
心得1 柔くしようと肉を叩いたり、スジ切り器などでやたらと切り込みを入れぬこと!
入れるなら、丁寧に包丁で最低限(1、2箇所)のスジを切ること。
こうしないと、折角の良い肉の肉汁が焼いた時に全てフライパンに
流れ出てしまい、パサパサのステーキになるのだ。
多少硬くとも、この肉汁には代え難いものがある。
せいぜい、塩を擦り込む時に、優しく揉んでやるくらいまでだろう。
たとえ硬い肉でも、タマネギスライスと一緒に1、2時間寝かせとけば
ちゃ~んと柔くなる。
心得2 塩は焼く30分~直前くらいの間に振る!
30分以上前に振ると、塩の作用によって、これまた折角の肉汁が
染み出てしまうのだ。
心得3 コショウは振らない!
まあ、好みの問題もあるけど、折角良い肉を手に入れたのならば
肉の香りを楽しもう。良い肉には何の細工も要らないのだ。
振るにしても、食べる直前にほんの香りつけ程度に振れば
しっかりと肉が引き立つ。
心得4 手早くシッカリ焼く!
強火でフライパンを十分熱して瞬時に肉の両面を焼く。
そしてフタをして弱めの中火で蒸し焼きにする。
瞬時に両面を焼き固めることによって、肉汁を中にシッカリ閉じ込めるのだ。
ミディアム、レアなどの好みは蒸し焼き時間で調整する。
さあ、これで出来上がり!
牛に感謝して食べよう~。
約1000円ディナー。
付け合せ(というには多過ぎるが・・)エノキとピーマンとオクラのソテー
ガーリックパスタ、そしてお店で余った野菜で作ったサラダ。
う~ん。うまいに焼き上がった。
ナイフを入れると、肉汁がジュワ~。
口の中でもジュワ~。
しかも芳ばしくて柔らかい。
やっぱ市場のお肉屋さんの肉はイイなぁ。。。
ただ1つ失敗は、焼くときに使った牛脂をウッカリ捨ててしまったことだ。
これも細かく刻んで十分焼いて、肉に散りばめてやれば
更なるジューシーさを味わえたのに~・・・。
スタミナもついた(?)し、明日はバッチリ走るぞ~!