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あかねやん国
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1月2日(後編)
さてさて。

意気揚揚と博物館に入ってみると。。。

わー、お客さんいっぱ~い。
天気が良くなったせいか、
前日よりはるかに多い来館者だ。
晴れ着の女性も多く、目にも優しい。

で、ボランティア室に入って思い出した。

あ、そういえば、今日「書初め」やってるんだった!

そう、奉行所の玄関の間で書道家の先生を交えて
小学生以下の子供を対象に書初めやってるのだ。
(申し込み無用)
しかも、3時までだ。

というわけで、缶コーヒーも栗饅頭もしまって
1時間早いけど、ガイドに入ることにした。

行ってみると・・・

おおー。書いちょる書いちょる。

子供達が並んで神妙な面持ちで
筆を滑らせている。

毛筆に限らず、人が字書いてるとこって
見てて、なんかおもしろいんだよね。
何もないトコに、ひゅひゅひゅって
字が現れてくる様が、なんとも不思議な感じがして
見てて飽きないのだ。

というわけで、スッカリ見入ってしまった。

習字に通ってる子なんかは、
いわゆる優等生な字をかいてるのだけど
まだひらがなも習い中の子の作品なんか
かえって傑作ができるものだ。

およそ字とは呼べないような
記号のような文字を書いてるんだけど
これがまた、なんとも言えない
壮大な味を出していて素晴らしかった。

意外と、綺麗にあつらえて
日展とかで並べてても
みな感動するんじゃないだろか?

で、肝心の書家の先生は・・・

あれ?

見当たらない。

もう帰っちゃったのかな?
学芸員さんに聞いてみた。
「あの~、書家の先生はー?」
「あー、あの紫の服の方ですよ。」

えー!?

てっきりヒゲとか生やして
袴とかはいちゃってるような
ちょっと厳めしい感じの
先生を想像してたのだけど・・・

紫のタートルネックのセーターを着た
小柄でとても美人でお若い(少なくとも僕よりは)
女性の先生だった。

びっくり。

僕も教えてもらいたいくらいだ。

見本とかも書いてられたけど
字も然ることながら、
書き姿もお美しかった。

結局、終わりまでずーっと見とれてた。

はぁ。
正月からいい思いをしたなぁ。。。

で、その後はいつも通りガイドして
なが~い1月2日は終わったのだった。
(お白洲の寸劇も、やっぱ中から見る方が数倍ヨカッタ)


ところで、終わって戻ってきたら
店の表に貼ってあったこの紙がなくなってたんだけど・・・
1月2日(後編)_e0033751_21472387.jpg

ちゃんと風で飛ばないように貼ってたから
故意に誰かが持ってったとしか考えられないけど・・・

もしそうだとしたら、一体何のために持ってったんだろ?
(メモ紙?)
by akaneyaa | 2007-01-02 20:37 | お出かけ