やっとこさ、競技場に入った。
もうすでに走り終わった人々がワイワイ楽しそうに賑わっていた。
星空コンサートとやらもあっていて、出店もたくさん出ていて
それはそれはステキなお祭りだ。
しかし、そんなの見てる余裕はヘ~ロヘロの僕にあろうはずもない。
ヘ~ロヘロヘロヘロ~。。。
もう、自分の足で走ってんのやら
後ろから吹いてくる風に流されてるのやら
何が何やら分かんないまま
ゴールのゲートをくぐった。
や、やた~。。。
走り(?)切ったぞ~・・・
・・・アレ?あれ、あいたたた、あたあたあたたた~!!(ケンシ○ウではない)
ツ、ツった~!!!
ゲートをくぐった途端に、左太腿をツってしまった。
すぐさま、後続の邪魔にならないよう
端っこに寄って、しゃがみこんだ。
しかし、太腿なんてツったコト、今までない。
(フクラハギはよくあるけど・・・)
おまけに、意識もモーローとしてたので
フクラハギ伸ばす時の感覚で、ついピーンと足を伸ばしたら
余計にツってしまった。
アタオタアタタタタ・・・・。
1人でアタフタしながら、
(え、え~っと。太腿の筋肉伸ばすには~?
あ、そうだ、膝!膝曲げろ~!!)
誰からも気にかけられず、一人寂しくパニクってた。
そんなこんなで、なんとかツった足も落ち着きを取り戻した。
でもって、ヘタすると再びツりそうな足を引きずりながら
先の方へ進んだ。
「お疲れ様です~。」
係員の人が、何かカードを僕に渡した。
う~ん?何だコレ?
・・・・・「1203」?
アレ?コレ?!あれっ?
コ、コレって、もしかして着順カード~?!!
おいおいおい~っ。
足ツってる間に、随分と他の人が抜いていったぞ~。
なんだよそれ~!
まあ、順位なんかどうでもいいくらい遅かったので
そんなに困ることもないのだが、
・・・それでも正確な順位を知りたかったのに~。。。
そう思いながら、何気なくカードの裏側を見てみると・・・
>>>>>>>>>>>>>>>>>> To Be Continued >>>