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あかねやん国
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胸騒ぎの出勤前
(はじめに)お食事中の方は、決して読んではいけません・・・

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朝起きたときから、なんか胸騒ぎがしていた。

と、いうよりも。
胸騒ぎで目が覚めた。

一体何なのかは全く想像もつかないが、
(朝っぱらから大騒ぎしていたチャゲアス解散報道のことでもない。)
とにかく胸騒ぎだ。

で、いつも通り、寮を出て
いつもの公園でジャイロをやっていると・・・

「うえ~、チョー寒みーしー。」

とか言いながら、金髪の兄ちゃんがやって来た。(6:25)

なにやら、大声で電話しながら歩いてくる。

で、まだ日も昇らぬ暗闇の公園でジャイロをやっている僕の周りを
ぐるぐる回りながら、電話の相手に大声でこう話すのだ。

「チョー眠みーしー。チョー寒みーしー。チョー腹減ったしー。
 なんか誰か居るしー(←僕のことらしい)。チョー金ねーしー。
 ていうか、財布落としたしー・・・」

とか言いながら、ぐ~るぐるぐ~るぐる僕の周りを回るのだ。

なんかやだなぁー。

気味悪いし、“かつあげ”とかされたらどうしよう。

もうジャイロどころではない。
ビクビクしていたら、兄ちゃん、ちょっと遠くに離れた。
離れた隙に、とっとと公園から離脱した。

これを予知して胸騒ぎがしていたのだろうか?

・・・・・歩こっと。

乗り継ぎのバスが来るまでまだ40分くらいある。
(大体遅れるので実質50分くらいだけど・・・)

黙ーってバス待ってても寒いだけだしね。
歩こ歩こ。

というわけで、テクテク会社に向かって歩き始めた。

途中のコンビニでファ○チキ買って、
朝ご飯に持参したパンと一緒に食べ、
更にテクテク・・・。

しばらく行くと、JR日田彦山線の線路に差し掛かった。

う・うずっ・・・。

僕の中の悪い虫が顔を覗かせる。
「多分・・・この線路沿いに行くと、近道になるはずだ・・・。」

普通だと、この線路を横切るバス路線を歩いて行けば、確実に会社に着けるし
僕自身、その道以外は歩いたことない。

でも、地図とか日ごろ見てたりするので、
うろ覚えだけど、確かこの線路沿いに行くと、ちょっと近道になるという
認識だけは頭の中に残っているのだ。

まだ6時50分前だ。

この時間のゆとりが、僕の冒険心に火をつけてしまった。

レッツ・ら・ゴー!!!

早速右折すると、
鼻歌混じりに、線路を右に見ながらテクテク歩く。

とても出勤前とは思えない開放感だ。

だが、悲劇は突然に現れた。

・・・・・ぐるっ・・?
・・・ぐるるるっ・・?!
ぐるるるぎゅるっ・・・!

ま、まずいっ!!

最近、滅多な事じゃあおなか壊してなかったのに、
腹の中の眠れる龍が目を覚ましてしまったようだ!
(昨夜食べた○龍ラーメンがいけなかったのかっ?)

さっきまで、なんともなかったのに、一体どうしてっ??!
そして、なぜこのタイミングっ???!!

更にっ!
冒険中だから当然だが、
会社まであとどのくらいあるのか?
途中にトイレがあるのか?
まったく見当がつかないっ!!!

つかないながらも、歩を進める・・・

う~っっどうしよう。

歩を進めるたびに、龍が冥界の門をこじ開けようとしている。

そして、こんな状況なのに、感覚的に納得した。
「こ、これか~っ。朝の胸騒ぎは・・・」

・・・おっとやばい。

門がみしっっと開きかけた。。。

あわわわわわわ・・・・・

パニクりながらも、状況分析してみた。

朝・・人通りほとんどなし・・・(前方から犬の散歩老夫婦接近中)・・
線路・・・辺り一面の田畑・・・・通勤手提げの中には・・・ポケットティッシュ・・・
天気・・晴れ・・・・・カシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・チーン!(0.28秒)

答え:ア・ウ・ト・ド・ア・ト・イ・レ

や、やはり・・・コレしかないか~っ。。。

この歳で!
越してきたばかりのこの土地で!
入ったばかりの会社の出勤途中に!

そして、会社に行けば、最新式(開発中のも含めて)
のウォシ○レットが使い放題なのに・・・

なんて・・なんて不遇なんだ。僕は。
自分の運命を呪った。

呪いながらも、「前方から犬の散歩老夫婦」をやり過ごした僕は、
決戦の地を探した。
僕にとっての“尻の分け目の桶狭間”だ。

・・・・・・・・・・

右前方に、線路のガード発見!

早速そのガード下をくぐり抜け、左を見た!

Oh!ベストポジション!!
線路の土手と畑に挟まれた草むらがあるではないか!
よ、よしっ!ここだーっ!!!

早速しゃがもうとした。
すると、前方の道から、おじさんが・・・!

間に分かれ道があるので、こっち側へ来るのか、向こう側へ行くのか!?
中腰でベルトに手を添えながら、固唾を飲んで見守った。。。
(さながらガンマンのように・・・)

よしっっっ!向こうに行った!!!
神様ありがとう~。

スババババッっとズボンとパンツを下ろして、
素早くしゃがみこんだ。

ふぅ~・・・間に合ったー・・・!

・・・と、安心したのも束の間。

な、なんと、別なおじさんが!

別なおじさんが、
今しがた僕がくぐってきたばかりのガード下をくぐって出てきて、
僕の目の前に現れたのだっ!

思いっきり目が合いながらも、僕はもうどうすることもできず、
そして、おじさんはゆっくりと視線をそらしながら、
何も見なかったかのようなそぶりで、そのまま歩いて行った。

・・・・・とりあえず。

全ては片付いた。

僕も、何事もなかったかのように、人の道に戻り、再び歩き始めた。

はぁ~。
さんざんだったよ。

でも、考えようによっちゃあ、ラッキーだったかも。
だってバスに乗ってたら、もっとどうしようもなかったかもしんないもんね。

そうだ!そうだよ!!
もし途中下車したとしても、バス路線沿いだ。
こんなベストスポットなんて見つからなかったろうし
最悪、バスの中で漏らしたりしてたら・・・

お~こわっ!!!

想像しただけでオゾマシイ気分になった。
そして、さっきまで呪ってた運命を賞賛した。

スッキリしたところで、意気も新たに、会社へと歩を進めた。

しばらく歩くと・・・!

ま、まさか・・・タラ~リ(←汗の音)・・・・
まさか・・そ、そんな・・・まさかそんなまさかそんなまさかそんな・・・

そう!そうなのだ!!
龍は一匹ではなかったのだ。
双龍だったのだっ!!!

僕の中に戦慄が走った。
さっきのトコとはうって変わって、もうココは住宅街ど真ん中だ。
もう、さっきのような芸当は不可能だ。

一体どうすればっ???

二匹目の龍も加速度的に暴れ始めた。
歯を食いしばりながら、ダラダラ汗を流しながら
前方数メートルまでしか判断がつかないほど
視界が狭まる中・・・!

光を放つスポットがっ!!!

こ、公園だーーー!!!

そう!ちっちゃな児童公園が前方に現れた。
イチかバチか、その公園に飛び込んだ。

あ、あったーっ!!!
トイレがあった!

ヨカッター、トイレのある公園で。。。
(もしなかったら、僕はもう駄目になってたはずだ)

早速、トイレに飛び込み、安心しながらも、それでいて念入りに
                用を足した。。。

こ、今度こそ・・・全てが終わった・・・・・。

公園を後にし、半ば放心状態で歩いていると・・・
ちょうどいつも通ってるバス路線に辿り着いた。

そして、いつも乗ってるバスが、目の前を通過していった。。。

いつもなら、このバスに乗って、この場所を通過している僕。
そのイメージを離れゆくバスに重ねながら・・・
日常から逸脱した異次元世界を味わったこの朝の僕を振り返り
なんかちょっと大冒険(?)したような気分になった。

あー。
ホント、長い朝だった。
さ。仕事仕事っ!

結局、いつもより5分遅れくらいの時間で
会社に着き、普通の日常に戻ったのだった。。。
(ちなみに、会社ではもう龍は現れなかった・・・)

by akaneyaa | 2009-01-09 21:58 | ハプニン | Comments(2)
Commented at 2009-01-18 22:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by akaneyaa at 2009-01-20 22:17
>mamiyさん
 ありがとうございます。
 運ちゃんのウンとは、Wですばらしいですね。
 龍は誰の中にも潜んでますから、気をつけましょう!(笑)