なぜかは知らないけれども、
破天荒な人によく縁がある。
昨日、約半年ぶりにボランティアガイドしにいった。
なんか、奉行所の展示ゾーンを来年一月からの一年間、
「竜馬館」とかいうのにするための改装工事をやってたので
滅多にやらない歴史展示ゾーンのガイドをやってたら・・・
ひとりおじさんがやって来た。
説明してくれとおっしゃるので、
案内しようと近づいて、ぎょっとした!
あのおじさんだ!
歴史にすんごく詳しいおじさんだ。
実は数年前にもちょうど僕がガイドしてるときにやってきて
キリシタンについて、僕なんかじゃあとても答えられないような質問を
矢継ぎ早にとばしてくるのだ。
(学芸員さんはおろか、大学の教授でさえも舌を巻いてるらしい。)
佐賀からやってきてるのだそうな。
で、今回も難しい質問ばかりしてきて
僕が答えられないのでいるうちに、
逆におじさんの歴史講釈になってしまった。
プラス、なぜかおじさんの人生の話も交えながら・・・
う~~~ん。
みっちり3時間。
色んな話を聞かされてしまった。
でも、歴史を研究家並(以上?)に勉強してるだけあって
とても分かりやすかった。
(事件のあった年だけでなく、日にちまでキッチリ覚えてるし、
国宝の刀剣とかに刻まれている古代文字まで一言一句漏らさず
スラスラ書いたりもできるし、語学も堪能だ)
人生自体も、普通の人じゃあ経験しないようなことを色々経験しておられて
なかなか聞き応えのある話だった。
(ちょっと破天荒すぎて、書けないけれども・・・)
そのおじさんいわく、
「人から禁止されたり、拒否されたりしたところからがスタート地点だ!
オレは、自分の知りたいことを知るためには命懸けとる!」
というわけで、立入禁止やらのトコロでも興味を持ったら
どんどん入って行っちゃってるのだそうな。。。
というわけで。
おもしろい話だったけど、半年ぶりのガイド。
全く仕事しないまま過ごしてしまった。
(まあほとんどお客さん来なかったけど・・・)
しかしまあ、なんかホント会う人会う人、似たようなタイプの人ばっかりだ。
なにかしら、こういう人達と引き合う引力が働いてるのかな?
今まで出会った破天荒な人同士を集めて、話したらさぞかしおもしろいことになるだろうなぁ。。。